皆でゲレンデへ出かけよう!SUVとバンのスタッドレスの選び方

大人数でレジャーに行くときに役立つのがSUVやバンなどの大人数が乗れる車ですよね!しかし大きな車での雪道走行は、普通車と違って雪に埋もれやすいなどの欠点があります。その問題を解決できるのが「重さのあるスタッドレスタイヤ」です。今回は、SUVとバンのスタッドレスの選び方をご紹介します!

SUVやバンのスタッドレスタイヤはどう選ぶ?

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SUVやバンの様な大きな車のスタッドレスの選び方を紹介します!

車重の多い車には重量のあるタイヤがおすすめ

SUVやバンなどの車重の大きな車は、スタッドレスタイヤにも重いタイヤがおすすめです。その理由として次の2点が挙げられます。

  • 重量が重いと地面により密着するので、雪でタイヤが空回りする確率が減る
  • 雪や凍結ででこぼこになった道でも安定した走行ができる

SUVやバンは車重が重く、雪に埋もれやすくなります。重いタイヤを履けば雪に足を取られても比較的脱出が容易ですが、軽いタイヤでは足元の雪を固めることができず、埋もれて空回りする可能性があります。重量のあるタイヤを選ぶほかに、ひと回り小さなホイールを使う(「インチダウン」といいます)のもいいでしょう。これならタイヤに圧力がよりかかり、滑りにくくすることができますよ。
もちろんデメリットも出てきます。

  • 車重が重くなり、ブレーキが効きにくく制動距離がのびる
  • 重いタイヤを動かすためにエネルギーを使うので燃費が悪くなる

こうした点を踏まえ、走りやすい最適な重さのタイヤを見つけましょう。

氷上での制動力はメーカーによって全く違う

タイヤの重さが増すと、ブレーキが利きにくくなり制動距離がのびてしまいます。やはり雪上や凍結道路を運転する際は、安全のためにも制動距離が短めのタイヤを選びたいですよね。商品によって制動距離は全く違います。メーカー別スタッドレスの制動距離を比較してみましたので、ぜひタイヤ選びの参考にしてください。

制動距離テストの方法は「時速20㎞」で「凍結道路」を走行してブレーキした場合

  • グッドイヤーICE NAVI 7
    制動距離14m
  • ミシュランX-ICE XI3+
    制動距離9.5m
  • ヨコハマタイヤiceGUARD iG60
    制動距離12m

他にもメーカーはありますが、今回検証したタイヤメーカー3つは以上のような結果になりました。ミシュランはかなり性能がいいことがわかりますね。

安い海外製は?日本製との比較

国産のスタッドレスは値段が高めなのが難点です。安く済ませたいなら、海外製スタッドレスの購入も検討しましょう。海外製と聞くと若干不安ですよね?しかも海外製は凍結道路に特化しているわけではないともいわれます。ならば日本の凍結道路では走れないのか?
実際のところ、新品で購入すれば特に問題はないという評価が多いようです。ただし劣化が早く、日本製ほど性能が長続きしないともいわれます。上手に使えば通常3年以上は使い続けられるスタッドレスですが、海外製なら2年くらいで交換時期を迎えるくらいの目安を頭に置いておきましょう。

SUVとバンのおすすめスタッドレスタイヤを紹介

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バンやSUVなど、大きめの車におすすめのスタッドレスタイヤを2つご紹介します。

圧倒的な制動力「ヨコハマタイヤ アイスガード iG91 for VAN」

タイヤが重いと雪上と凍結道路でしっかりした走行ができます。しかし、その分タイヤを回すためのエネルギーが高くなり、燃費が悪くなる欠点も出てきます。ただ、この「アイスガード iG91 for VAN」は摩擦抵抗が少ないゴムを使用しているので、重量が重いタイヤの中でも低燃費といえます。

深い雪道でもグラつかない!「ミシュラン アジリス X-ICE」

重いタイヤの欠点には、燃費と並んで制動距離が挙げられます。しかし、ミシュランはスタッドレスの中でもかなり強いグリップ力があり、「普通乗用車並みに止まれる」という評価もあるほどです。

スタッドレスがあればタイヤチェーンはいらない?

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車重の大きい車に重いタイヤを履かせれば、普通車よりは雪道でもタイヤがそれほど埋まることなく走れます。ならばチェーンは必要ないのでしょうか?

タイヤチェーンは常備する

結論としては、レジャーに行く際は、スタッドレスに換えるだけでなく「タイヤチェーン」を常備しておきましょう。なぜなら、雪が深く積もった道路を走る際、チェーンをつけていないと走行できない規制がかかることがあるからです。またSUVやバンは重量があるので新雪のようにふわふわした雪には、足が埋もれやすいです。スタッドレスでも脱出できない場合はチェーンが必要になってきます。

タイヤチェーンは一時的な使用が好ましい

「なら雪道を走る時はずっとチェーンをつけておけばいいのでは?」とも思われるでしょう。チェーンは走破性には優れていますが、以下のデメリットもあります。

  • 雪の積もっていない道では乗り心地が悪い
  • 走るたびにゴロゴロと音を立てるので静寂性に欠ける
  • スチールのチェーンは早いスピードで走り続けるとちぎれることがある

雪が深く積もった場所では有利ですが、積もってないところはとても走りにくいといえます。ただ、いざという時には必要なので常備し、基本はスタッドレスで走行するのがよいでしょう。

まとめ

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以上、SUVやバンなどのスタッドレスタイヤの選び方でした!SUVやバンは車重があるので、雪に埋もれやすいといえます。軽いタイヤでは埋まった状態から抜け出すのが困難なので、重量のあるタイヤを履きましょう。
しかし重いタイヤは制動距離が長く、燃費性能も悪くなりがち。ただしSUVやバンのスタッドレスでも、それらの欠点を補える商品を持ったタイヤメーカーがあるので、購入の際は今回おすすめしたタイヤを参考にしてみてください。
重いスタッドレスは雪道では有利とはいえ、もちろん「万能」ではありません。時にはチェーンが必要になるので必ず所持しておきましょう。大人数を乗せて走るということは、その分運転手の責任は重大です。雪道を安全に走れるタイヤを履いて、皆でウィンタースポーツを思う存分楽しみましょう!