基本技だけでトライ。鮮やかなグラトリで“脱初心者”を目指すための、ギア選びとトリックのコツ

ボーダーなら誰もが憧れるグラトリ。雪上で舞うその姿は、ボードならではのスタイルで非常にクールです。しかし基本技をなんとなくメイクできても、なかなかかっこよくキマらないという方も多いはず。今回はグッとスタイルが出る、グラトリをキメるための最適なギアの選び方とトリックのコツを紹介します。

初心者でも難しくない、ゲレンデで映えるグラトリに挑戦。

基本のトリックだけでもスタイルが出せる

グラトリは初心者には難しい印象がありますが、比較的簡単な基本技だけでできる魅せ方・組み合わせもあります。

この動画では、基本技をフリーランに取り入れた様子を撮影してみました。難しく見えるかもしれませんが、ほとんどは基本技をしっかり習得して、組み合わせるだけで魅せられる技です。

グラトリにおすすめの板はどんな板?

実際にトリックをするには、まずは適したギア選びが重要です。というわけでグラトリのしやすいボード・ブーツ・バインディングをそろえるべく、ゼビオビバモールさいたま新都心店に行き、ベテランスタッフさんにおすすめのギアを聞いてみました。

ベテランスノーボーダーに聞いた、グラトリのためのギアとは

お話を伺ったのは、スノーボードに詳しい矢澤豊さん。矢澤さんは日本にスノーボードがまだ出回っていない黎明期から自力でギアを調達し、ボードを先取りしていたパイオニアです。矢澤さん曰く、かっこよくトリックを決めるならラン(滑走)もしっかりできた方が、流れの中でトリックを繰り出せて良いとのこと。なので今回は、ランもトリックもしやすい比較的オールラウンドなギアを紹介してくれました。

技をキメれる板の選び方

トリックもターンもするなら、ロッカー(舟底)形状のエッジの引っ掛かりにくさと、キャンバー(弓なり)形状のターン性能を持ったハイブリッドキャンバーの板がおすすめです。

また、しっかりとした反発やトーションを生かして、高いオーリー(板のしなりを利用してジャンプする技)や滑らかなスピンを繰り出すには、板のしなやかさが特徴のサンドイッチ構造の板を選びたいところ。そんな特徴を持ったオールラウンドの板なら、「CAPiTA」「Thunder Stick」がおすすめです。

ビンディング・ブーツの選び方は?

初心者の方は板だけに目が行きがちですが、動きやすい足元を作ってくれるビンディングとブーツ選びは非常に重要です。グラトリをするなら、足元は少し“遊び”を持たせることで細かいスタイルが出しやすくなります。

そのためビンディングは、ヒールカップが低めで足元が固定され過ぎず、なおかつ柔らかさと軽さのあるものが最適です。今回はトップクラスの軽さと柔らかさで、動きやすさがピカイチの「UNION」「FLITE PRO」をチョイスしました。

そしてブーツも同じく柔らかめで、足元が動きやすいものを選ぶのがベター。板とビンディングの組み合わせを考えると、「Deeluxe」「ID」がぴったりです。

IDは上下の紐の締め分けができて、好みの締め具合に調節できます。そして最大の特徴が、サーモインナー。熱成形により自分の足型に合ったインナーブーツに成形できるので、フィット感が大人気のブーツです。

おすすめギアの性能をモデルが体感

矢澤さんにギアを選んでもらいましたが、実際の乗り味が気になりますよね。そこで今回は、グラトリの得意なモデルさんに試乗してもらいました。矢澤さんのグラトリ解説と合わせて、乗り味の感想を聞いてみましょう。

モデルで解説・トリック成功させるコツ

ポイントとしては、まずはスムーズなターンやオーリーなどの基本的なトリックをしっかりマスターしましょう。その上でそれらをつなげてみたり、ターンの中で繰り出すことで、一個一個のトリックがかっこよくキマると思います。最初にマスターするのにおすすめのトリックは、「オーリー」、「ノーズ / テールマニュアル」、「FS / BS180」です。

板の性能を生かして魅せる

ThunderStickの反発性を活かせば、打点の高いオーリーができます。反発をもらって高く飛ぶために、重心移動による踏み込みと解放の感覚を身につけましょう。またFLITEPROとIDの柔らかさを活かして、空中で膝を上半身に引き寄せれば、よりスタイルが出ます。オーリーをマスターすれば、他のトリックの質もグッと上がるはずです。

板・ビンディング・ブーツの組み合わせによるしなやかさと軽さが、FS180など回転系のトリックにも活きます。オーリーと同時に、目線を進行方向に固定しながら上半身をしっかり回転方向に送ることで、簡単に回すことができます。回転の感覚をつかめればハイスピードなターン中でも、高くてカッコいい180をさらっと繰り出せます。

モデルさんに聞いてみた、実際の乗り味は?

今回実際に乗ってもらったのは、ボード歴15年のグラトリが得意な佐藤洋輔さん。試乗モデルになってもらった佐藤さんに、お店で選んでもらったギアの乗り味を聞いてみました。

Thunder StickとFLITE PROの組み合わせは、しなやかで軽くて非常に扱いやすいです!それなのに、板を立てればしっかりカービングもできて、スピードを出しても安定感があります。ロッカー形状のおかげでオーリー着地の安定感も感じられました。ラントリや連続技にも適した、オールラウンドな組み合わせです!

グラトリのコツを掴んで自分のスタイルを魅せよう

ワンランク上のカッコいいグラトリを決めるには、適切なギア選びと基本技の質が重要なポイント。それを踏まえてしっかり練習すれば、誰にでもゲレンデで映えるようなグラトリができるようになります!ぜひあなたにぴったりのギアをお店で手に入れて、グラトリにチャレンジしてみてください。

上達にぴったりなギアが見つかる

ゼビオ店舗に行けば、自分のスタイルにぴったりのギアが見つかります。ぜひ足を運んでみて、スタッフさんにおすすめギアを聞いてみてください。

スーパースポーツゼビオのウインターサイト

「Let’s Go Outdoor」:公式はこちら!

ウィンターアイテムのことならゼビオ店舗へ

今回訪れたお店はこちら:スーパースポーツゼビオ ビバモールさいたま新都心店

この記事をかいた人

大学一年から雪山篭りマンです。カービングをメインにいろいろやってます。