【会長にインタビュー】PSA ASIA会長藤宗毅が語る、プロツアーが目指すものは?

トップレベルのパフォーマンスをする人はプロフェッショナルと呼ばれていることがありますが、スノーボードにもプロが存在します。今回は日本で唯一のスノーボードプロ団体、PSA ASIA(プロスノーボーダーズアソシエーション アジア)について会長の藤宗毅さんの思いを語ってもらいました。
今回インタビューした方はこの方

出典:facebook

名前:藤宗毅
所属:ハスコエンタープライズ
生年月日:1973年12月31日
ホームゲレンデ:高鷲エリア
戦歴:
2004-05 PSA ASIA Snowboard Pro Tour Halfpipe ツアーチャンピオン
2006-07 PSA ASIA Snowboard Pro Tour Halfpipe ツアーチャンピオン
2002-03 HUMAN CUP 優勝
2004-05 ALBIREX CUP 優勝
スタイル:山全体の斜面や地形を使って飛んで滑るスタイル
━━━早速藤宗さんにお話を伺います!

プロ組織PSA ASIAとは?

スノーボードを通じて希望や勇気、喜びを与える団体

━━━まず、PSA ASIAとはどういった組織ですか?

藤宗:日本スノーボード協会(以下JSBA)から生まれたプロスノーボーダー組織です。JSBAはアマチュアの協会、PSA ASIAはプロの協会です。主にプロツアー(大会)の誘致、運営を通してスノーボードの普及を図っています。プロツアーは年間で14戦ほどあり、入賞すれば賞金も出ます。アマチュア選手の大半がプロを目標に練習しています。

━━━なるほど。ではアマチュアからプロに昇格するにはどうしたら良いのですか?

藤宗:JSBAの会員登録をしていただくと、JSBA公認大会や全国6地区で行われている地区大会に参加できます。公認大会や地区大会で基準の順位以内に入ると、全日本スノーボード選手権の出場切符を得ることができ、全日本スノーボード選手権で表彰台(3位以内)に入ればプロ資格が獲得できます。

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他、ポイントなどいくつか条件はあるのですが先ほどの全日本選手権での道が1番かっこいいプロ資格の取り方です。

━━━表彰台に立ってからのプロ資格は達成感がありますね。日本にプロ資格を持っている人はどのくらいいるのでしょうか?

藤宗:19-20シーズンは372名の登録がありました。微量ですが増加しつつあります。

━━━嬉しいことですね、なぜ増えているのだと思いますか?

藤宗:4年前からスノーリゾート開発の株式会社マックアース様よりシーズン券をサポートいただけるようになりました。以前はリフト券を自分で買って練習していたのが、いつでも滑れる環境ができ、一層プロ活動に集中できるようになったのではないかと思います。

もちろん、一般の方でも購入いただけます。詳しくは公式サイトをチェックしてみてください。
公式サイトはこちら

━━━プロになればシーズン券がサポートされるのですね。金銭面も安心ですね。

プロツアーの競技は全部で5種目!その特色をチェック!

①エアーの高さと難易度で競う、ハーフパイプ

ハーフパイプの中で、エアー(ジャンプ)の高さや難易度で争う採点競技です。日本ではPSA ASIAメンバーの平野歩夢選手、戸塚優斗選手、冨田せな選手、松本遥奈選手など、数々の有名選手が世界で活躍しています。見所は何と言っても技を決めた瞬間です。会場も一体感に包まれ、盛り上がること間違いなしです。

②スピードを肌で体感!アルパイン競技

三角のフラッグに沿ってターンし、タイムを競う競技です。種目によってはふたりで同時にスタートするパラレル種目が採用されることもあります。見所は採点競技にはない、スピード感と1/1000秒を争うタイムアタックの白熱の攻防です。

③雪上のF1、スノーボードクロス

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選手が4人同時にスタートし、旗門で規制された障害物(セクション)やオブスタクルと呼ばれるキッカーやウェーブ、バンクなど複数の構造物を滑走し着順を競い合う競技です。複数人で競技するため、接触や、転倒も多く最後まで誰が勝つかがわからないところが見ていてとても面白いです。

④高難度な技に大興奮!スロープスタイルとストレートジャンプ

ジブと呼ばれるレールやボックスと、エアー(技)を見せるジャンプ台を複数設置するスロープスタイル、ビックキッカーと呼ばれるジャンプ台で高難度な技を繰り広げるストレートジャンプ、どちらも自分のスタイルを見せながら滑走する種目です。競技をよく知らなくてもかっこいいと思ってしまうはずです。

19-20シーズンのプロツアーの日程大公開!

選手の活動を肌で体感しよう!

国内最高峰のレース一覧はこちら!競技に少しでも興味ある方はぜひ会場に行ってみてください。選手の熱いライディングを観戦しましょう!観戦は無料です。

大会日程の詳細はこちら
会場には行けない・・・という方でも大丈夫!PSA ASIA TVで全レースをライブ配信中しています。
www.psa-asia.com/live(1月から3月の期間で配信予定)

PSA ASIA YouTubeチャンネル登録はこちらから

2020年は記念すべきPSA ASIA 25周年!

━━━PSA ASIAの発足は1995年とのことで、今年で25周年なのですね!おめでとうございます。

藤宗:ありがとうございます。コツコツとやってきてここまで続けられています。25周年を祝してアルパイン種目ではトップライダーだけが着用できるビブを作成し、大会を盛り上げてます。その他、フリースタイル種目では歴代のレジェンド選手を呼んでのイベント企画中です。お楽しみに!

━━━わー!今シーズンは特にお祝いシーズンなのですね。それでは最後に、会長として今後PSA ASIAが伝えたいことは何ですか?

藤宗:この仕事を通してスノーボードやウインター業界をもっと盛り上げていきたいと思っています。まずは、競技者がいなければこの業界は活発にならないと考えています。大会の誘致により地域やゲレンデを盛り上げスキー場に恩返しすることが目標です。マックアース様をはじめ、多くの方の協力により成り立っている組織です。みなさまの大きな声援がプロそしてPSA ASIAの励みになります。これからもをどうぞ宜しくお願いします。

━━━共にウインター業界を盛り上げましょう!貴重なお話をありがとうございました。

まとめ

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いかがでしたか?今回はプロスノーボーダーの競技団体をメインに紹介しました。筆者はスノーボードは自己表現だと思うので、映像に出て自分を表現してもプロ、大会に出て成績を残すのもプロだと思っています。たくさんのプロがいてこそ、子どもたちに夢や希望を与え業界が発展して行くのではないでしょうか。競技に興味のある方はぜひ今シーズンの大会に足を運び、その迫力を肌で感じてみてください。