雪山初心者もこれで安心!教習所の教官に聞いた、雪道で安全に運転するコツ!

冬の危険の一つ、運転。初めて雪道を運転する方も普段運転されている方も、不安に感じたことはありませんか?路面の凍結や積雪などが原因で、多くの事故を引き起こしているため、慎重に運転をすることが必要です。

そこで今回は、ルーチェドライビングスクールの教官である杉山さんに、雪道運転時に注意することや運転のコツを教えてもらいました!

取材協力:ルーチェドライビングスクール

雪道を運転する前に準備することは?

雪道運転

出典:LeManna / iStock / Getty Images Plus

雪道は夏のシーズンの道路と違い、滑りやすくなっています。そのため、必ず「スタッドレスタイヤの着用」もしくは「チェーンの着用」をしましょう!

また、スタッドレスタイヤは日本の雪質に適した国産ブランドがおすすめです♪

雪道走行の基本原則

ABSを作動!

ABSを作動させると、急ブレーキをかけた際、タイヤの回転が止まってしまうことを防いでくれます。また、車体が安定しハンドル操作で障害物を回避可能!

雪道運転では、ABSを作動させて「方向安定性」と「回避能力」を確保しましょう。また、ブレーキはやんわり、じわじわ踏んで停止する方法が一番効果ありです◎

方向安定性:タイヤの横滑りを防いでくれるためスピンを抑制。
回避能力:タイヤのグリップ力を保ってくれるため、目の前の障害物をハンドル操作で回避可能。

車間距離

路面が凍結している可能性が高いため、車間距離は通常の2倍以上取りましょう。万が一に備えることが重要です。

「急」の付く走り方は厳禁!

雪道では、「急発進」「急ブレーキ」「急ハンドル」といった運転が非常に危険です。事故の原因になるため、絶対にやめましょう!

エンジンブレーキの使用!

雪道では、エンジンブレーキを活用することが重要です。特に、車でスキーやスノーボードに訪れる方は山道を走行する機会が増えます。カーブの多い山道ではギアを「2(セカンド)」や「L(ロウ)」にして運転すると安心です。

また、ポンピングしながらフットブレーキを利用すると効果絶大!

エンジンの駆動方式によってなにか変わる?

出典:kvkirillov / iStock / Getty Images Plus

FF(前輪駆動)

日本で最も普及されているFF。特徴は「直進の安定性」です。FFは車体の前方にエンジンが搭載されており、エンジンから直接力が伝わるタイヤも前輪、という構造です。

エンジンの力が前輪に伝わるため、車体を前に引いてくれるかたちとなり、直進安定性が高まります。反面、曲がりにくい特徴もあるため、カーブの際は要注意!

FFを運転している方は、カーブ前に減速しましょう。

FR(後輪駆動)

FRは雪道に最も適していない車です。FRは車体の前方にエンジンがあり、エンジンから直接力が伝わるタイヤが後輪という構造。

前輪はエンジンの力が伝わっていないため、操作性は高いですが、路面が悪いとスピンしやすく、特に上り坂では要注意!車前方が振れてしまうことがあります。

FRを運転している方は、アクセルを強く踏まないようにしましょう。

4WD

4WDは車体の前方にエンジンがあり、エンジンから直接力が伝わるタイヤが前輪と後輪全てという構造の車です。タイヤ全てにエンジンの力が伝わっているため、路面が悪くても安定して走行できます。

そのため、4WDは雪道に一番適した車です。しかし、4WDだからと過信してしまうと非常に危険!急発進や急ブレーキなど、無茶な運転は避けましょう。また、車体も重いため制動距離に注意下さい。

4WDを運転している方は、道路脇にある溝に埋まらないためにも道路の中心に寄って走行しましょう。

雪中駐車で注意すること

駐車

出典:Fedorovekb / iStock / Getty Images Plus

雪国に訪れて気をつけることは「運転」だけではありません。「駐車」する際も要注意です。それでは、雪中駐車時に必ず実施していただきたい行動3つを紹介します。

ワイパーを立てよう!

雪国で駐車する場合、ワイパーは必ず立てましょう!

ワイパーを下げたまま駐車していると、凍結してしまい動かなくなります。

サイドブレーキは引かない!

サイドブレーキは下ろしたまま駐車しましょう!

サイドブレーキをかけたまま駐車していると、凍ってしまい車が動かなくなってしまいます。

エンジンをかけたまま駐車しない!

エンジンをかけた状態で長時間駐車するのはやめましょう!

エンジンをかけたまま長時間駐車していると、マフラーに雪が溜まってしまい一酸化炭素中毒になります。

フロントグリル守ろう!

自動車の進行方向(前面)に付いているフロントグリルは守りましょう!

出典:楽天

フロントグリルは車前面の網もしくは格子状になっている部分です。エンジンに外気を取り込んだり、エアコンの空気を取り入れる通気口の役割をしています。フロントグリルに雪があたる状態で駐車すると、雪がエンジンルームに入り込み、エンジンが凍って、動かなくなる可能性があります。

また、バッテリーも上がりやすくなるため、フロントグリルを壁側にして駐車しましょう♪

雪道を運転する際に役立つおすすめアイテム!

雪道運転の注意やコツだけでなく、杉山さんにおすすめのアイテムも教えていただきました!雪道運転で危険を回避するために、持っておきたいアイテム5選を紹介します!

滑り止めスプレー

スタッドレスタイヤでも滑る時は滑ります。より安全に運転をする上でもタイヤに滑り止めスプレーを使用しましょう!

また、車のタイヤ以外にも自転車やバイクのタイヤにも使用可能です。加えて、革靴にも効果があるため汎用性抜群◎

Amazonでベストセラー1位になっているアイテムです♪

スノーヘルパー

雪やぬかるみに車輪を取られて、タイヤが空回りする状態(以下、スタック状態)に陥った時に大活躍する「スノーヘルパー」。地面とタイヤの間にスノーヘルパーを差し込むことによって、スタック状態から抜け出すことが可能!

折りたたみ式で、収納する時はコンパクトになるため、持ち運びが便利です!

毛布

防寒対策として活躍する毛布ですが、スノーヘルパーの代用にもなります!車に一枚は置いておきたいアイテムです♪

スノースクレーパー

雪の中で駐車をすると、車が雪で埋まってしまいます。また、フロントガラスが凍ってしまうことも…。そんなときに大活躍する、スノースクレーパー!

雪除けや氷取りに重宝されます♪

解氷剤

氷結した雪や霜をすばやく溶かす解氷剤は、雪中駐車のときに非常に便利なアイテムです。

-40℃の気温まで使用できるため、幅広い範囲で大活躍します◎

Amazonでベストセラー1位になっているアイテムです♪

雪道講習は関東でも可能!

北海道や東北地方のような雪国だけでなく、関東地方でも雪道を想定した運転の練習が可能です!

関東で雪道の練習を行いたい方はこちら:TWIN RING MOTEGI

まとめ

いかがでしたか。雪道は普段の道とは違い、滑りやすく事故が非常に起こりやすいです。危険な運転はせず、安全運転を心がけましょう!