2018年も終わりに近づき、もう少しで訪れるのがスキーシーズン。早いスキー場だと、すでにオープンしたところもあるとか。スキー場に行くとなると気になるのがスノボウェアですよね。デザインもさることながら、機能性も考えなくてはなりません。場合によっては耐用年数も気になるところですよ。この記事では、メンズやレディース、キッズなど、対象別におすすめできる2019年の最新のスノボウェアを、機能性、デザインなど複数の視点に注目し、これぞ、というおすすめの品をご紹介していきます。
これを意識すれば大丈夫 スノボウェアの選び方
スノボウェアは非常に簡単に言うと、以下の4つの観点から選ぶことがおすすめです。
・通気性
・防水性
・デザイン
・サイズ感
これらを一つずつ解説していきます!
通気性
まずは通気性です。スノボというと、スキーなど、ほかの一般的な雪上スポーツと比較すると、激しい運動を伴います。長い人だとそんなスノボをまる一日くらい行うわけで、ウェアの中は汗だくになってしまうことも。だからこそ通気性が大切なのです。春先の少し暖かい時などは特に大変です。汗まみれになって濡れたウェアではなかなかスノボを楽しめません。
通気性が高くなればなるほどウェアは高額になる傾向があるので、一概には言えませんが、できるだけ通気性に優れているものを選ぶことをおすすめします。
防水性
直接座ったり、体をぶつけたり、雪に触れるスノボをする上で、考えなくてはならない点です。雪解けの水でぬれたままだと、これもまた、体にはよくありませんからね。加えて春先のスキー場ではゲレンデの雪が溶け始めて地面がぐちょぐちょになっていることもあります。防水性が高いウェアであれば、快適に過ごせますよ。
防水性の高いウェアを探す目安は耐水圧といい、単位はmmで、そのウェアがどれだけ水に強いかを表しています。10,000mm以上のものであれば、安心して使うことができるでしょう。ちなみに、ご存知の方も多いであろうGore-texという生地は、45,000mm以上という驚異的な耐水圧を誇ります。どんな厳しい環境でも安心というわけです。ただ、価格的にはもちろん高額です。購入される場合は10,000㎜以上を基準にしておけば選択肢が広がるでしょう。
デザイン性
もちろん、好きなデザインを選べばよいのですが、一つだけ気を付けていただきたいことがあります。雪上、しかも山で行われるスノボですから、そう高い確率ではありませんが、遭難の危険性もあります。万が一の場合に、派手で明るい柄のものが発見されやすいということも頭に入れておくといいでしょう。
派手なものが苦手という方もできるだけ、明るめの色、例えば青や黄色の単色などを選ぶといいでしょう。
サイズ感
スノボウェアは寒い場所、水気の多い場所に対応しているため、一般的なスポーツウェアと比較すると動きづらいわけです。これまで紹介してきた要素も重要ですが、楽しくスノボをするためにはサイズ感も大切。あまりご自身の体格と比べてきついものは選ばないようにしましょう。サイズぴったりよりも若干大きめを選んでおくと、快適にスノボを楽しめます。
2019年メンズにおすすめの人気ブランドスノボウェア5選
Burton(バートン)
人気スキーウェアブランドBurtonが作る、Gore-texを利用したスノボ用ジャケットです。高い耐水性を誇るほか、通気性にも優れており、機能面の優秀さが光ります。明るい色からダークな色、少し派手な配色までカラーリングも豊富。デザインもシンプルで人を選びません。
Patagonia
スキーに限らず、登山などのアウトドアレジャー専門のグッズを手掛けるPatagoniaの一品。Gore-texではなく、比較的安いポリエステルを主素材として採用していますが、H2Noパフォーマンススタンダードと呼ばれる独自の厳しい規格を通ったもののみを採用することにより、十分な品質を維持しています。十分な耐水性、通気性を有しながらも、軽量かつ薄く、激しい動きの多いスノボにもってこいのウェアといえるでしょう。
APTRO(アプトロ)
五つ目に紹介するのはアプトロのジャケット。カラフルで人目を引きやすいファッショナブルなデザインです。デザインは全部で17種類。自分だけの一着を見つけることも可能です。耐水圧10,000mmを誇り、比較的安価でありながらも、スノボウェアとしては十分な機能を備えています。
VOLCOM(ボルコム)
ダウンの保温性とゴアテックスの透湿性を高いレベルで保てる様に、独自のシステムを活用したボルコムのウェアです。蒸れにくく、暖かいのでこれ一つあればゲレンデでは不便することはありません。AA HARDWEAR(ダブルエーハードウェア)
ダブルエーハードウェアのジャケットです。こちらのジャケットは目を引くダブルエーハードウェアらしいデザインが最大の特徴です。おしゃれにスノボウェアを着こなしたい人におすすめ!おしゃれに着こなそう!レディースにおすすめの人気ブランドスノボウェア5選
Burton(バートン)
長年愛されているBurtonの人気作Women’s Burton Jet Set Jacketです。スタンダートといってもいい一品。シンプルなデザインに多彩なカラーリングで、着る人を選びません。また人間工学に基づいた撥水機能を併せ持っており、激しい動きをした後でも快適に過ごすことができるでしょう。Burton(バートン)
人気ブランドBurtonが送り出す、ワンピースタイプのウェア。デザインに合わせて、ナイロン、ポリエステルの二つの異なる素材を採用しています。カラーリングに合わせた素材を採用することで、優れたデザイン性を維持しつつも、スノボウェアとしての優れた機能を損なわないようになっています。人とは一味違ったスノボウェアをお探しの方はぜひ試してみてください。Schokar(スカラー)
ScoLar(スカラー) スノーボード ウェア ジャケットです。1万円台を切り、スキーウェアとしては手ごろな価格ですが、10,000mmという安心の耐水圧を誇ります。また、高さ調整可能なフードなど、かゆいところに手が届く機能を備えています。デザインバリエーションも豊富です。また、アマゾンなどネット通販で多く販売されている品ですが、3年保証がついており、安心して使うことができますよ。The North Face(ザ・ノース・フェイス)
The North Faceのジャケット。無駄なものを一切排した、シンプルなデザインです。スキーやスノボにも最適な、雪の侵入を防ぐスノーカーフなどの機能を多く持ちますが、薄手で場所を選ばず使えます。スノボ以外にも使えるジャケットが欲しいという方にもおすすめです。ESTIVO(エスティーボ)
レディース五つ目のご紹介が、国産ブランドESTIVOが手掛けるパラダイスジャケット。アウトドア系ブランドというと海外物が多く、手や足の長さなどが微妙で満足できないこともあるかもしれません。その点こちらは国内のライダーがデザインに携わっており、満足のいく仕上がりに。もちろん性能も折り紙付き。外側にはGore-texを採用し、高い耐水性を実現するとともに、内部はポリエステルの中わたを使用することで温かさと着やすさ、そして軽重量を実現しています
迷ったらこれで決まり!ユニセックスのおすすめスノボウェア4選
ROMESDS(ローム)
まず最初にご紹介するユニセックスのウェアは、幅広くスノボ関係の商品を手掛けるROMESDSのDSKジャケットです。パウダーガードやフードは取り外し可能といったかゆいところに手が届く細かな作りです。耐水圧も10,000と標準的で、フルジップのシンプルなデザインながらカラーリングも豊富です。
Pontapes(ポンタペス)
二つ目ご紹介するのがPontapesのユニセックスウェア、男女での利用が可能なように、多様なサイズ・デザインが用意されています。その数、実に20種類。これだけあれば、好みに合ったものを探すことができますね。デザインだけでなく、価格も1万円台とお手頃で、さらに20,000㎜の耐水性と、スノボ使用でも十分に耐えうる丈夫さも兼ね備えています。ESTIVO(エスティーボ)
次にご紹介するのはESTIVOのサップルジャケット。ストリート系ファッションアイテムとしてのファッション性を維持しつつも機能性も持たせた、Revoシリーズの一作です。モッズコートタイプのジャケットで、ナイロン生地を採用。普段使いでも違和感がない見た目をしつつも、20,000㎜という高い耐水性を誇り、スノボウェアとしても十分な機能を持っています。HH(ヘリーハンセン)
Gore-texと並んで、スノボウェアなどの雪上スポーツ用の衣類に採用されている繊維がヘリーテックスです。ノルウェーに拠点を置くブランド、ヘリーハンセンが手掛けました。そんなヘリーハンセンは、ユニセックスのスノボウェアも手掛けています。もともと船乗用の衣類を手掛けていたということもあってか、機能性重視のシンプルなデザインが特徴です。ただ、シンプルなだけではなく、縫い目をできるだけ表に出さないように丁寧に仕上げるなど、老舗ブランドならではのこだわりが感じられます。10,000mmという耐水性も備えており、スノボでもばっちり使用できます。
The North Face(ノースフェイス)
最後にご紹介するのがThe North Faceが販売するゴールドミルパーカ。フードにフェイクファーがついたオーソドックスなデザインです。男性でも女性でも違和感なく着用できる一品で、耐水性もさることながら、ポケットにしっかりフラップをつけるなど、細かなところで雪を入れないようにするこだわりも光っています。
小さい子どもも安心して使える!キッズにおすすめの人気ブランドスノボウェア4選
Burton(バートン)
Burtonのキッズ向けジャケット、Kids’ Burton GORE-TEX Stark Jacketです。3万円台と少々お高めですが、Gore-texを採用しており、丈夫さ、耐水性は折り紙付き。ヘルメット対応フードも付属しており、これから本格的にお子様がスノボを始めるという方におすすめ。ユニセックス仕様なので男の子・女の子関係なく使えるデザインになっているのもおすすめポイントです。
Columbia(コロンビア)
アウトドアブランド・コロンビアのバガセット。ダウンジャケットとニット帽などがセットになっています。防水、保温効果に優れたオムニテックを採用しており、急激な体温低下や水の侵入を防ぎます。これから雪上のスポーツ、アクティビティを始めるというお子様におすすめの一品です。
PONTAPES(ポンタペス)
PONTAPESのつなぎ型キッズ用ウェアです。スノボでの使用にも十分な、10,000mmの耐水圧を備えています。加えて股下を15㎝まで自由に調整ができるので、お子様の成長に合わせて長く使うことができます。3年保証もついていますので安心ですね。デザインも豊富にありますので、お子様のご希望に合わせたチョイスもできます。
phenix(フェニックス)
phenixのDemonstration B’S 2Piece。ジャケットとボトムスがセットになったセパレートタイプのウェアです。お子さんが成長と共に子供向けのウェアが気に入らなくなってしまうこともあるかもしれません。しかし、こちらのウェアなら無駄な柄もなく、シンプルで飽きのこないデザインなので、長く使っていただくことができます。耐水圧10,000㎜以上の防水素材を使用しており、性能も十分です。
スノボウェアの下は何を着る?おすすめのインナー4選
メンズ
montbell(モンベル)
インナーももちろんスノボを快適にするためには重要になってきます。インナーの中でもおすすめなのが、モンベルのジオライン。本格的なアウトドアグッズの開発を手掛けるモンベルの一品です。薄手で速乾性があり、冬場・春先問わず使えます。その高い性能もさることながら、4000円程度で購入できるコスパの高さも魅力です。Burton(バートン)
インナーはもちろんボトムスでも必要です。たくさん種類はありますが、比較的価格も抑えめで、性能に優れているのがBurtonのMen’s Burton Lightweight Base Layer Pantです。こうしたパンツにありがちな窮屈さをストレッチ素材を採用することで軽減しています。また、汗をかくと気になってくる臭いも、防臭機能によって軽減しています。
レディース
Roxy(ロキシー)
次に女性向けのおすすめインナーです。おすすめはRoxyのDay Break Top。通気性、速乾性にすぐれ、インナーとして優れた機能を持ちます。加えてファッショナブルなデザインで、ちょっとしたおしゃれを楽しみたいという場合でも十分に魅力的なアイテムといえるでしょう。
Burton(バートン)
最後にご紹介するのは女性向けのボトムス用インナーです。おすすめはこれまたBurtonのWomen’s Burton Lightweight Base Layer Pant。独自素材を採用し、軽量かつ伸縮性の高いインナーを実現しています。速乾性に優れているので、汗をとどめておかず、防臭効果もあるため、スノボをしてたっぷり汗をかいても嫌な臭いを気にする必要はありません。
初心者必見!安くお得にスノボウェアを利用する方法は?
まずはレンタルウェアでお試しあれ!
初心者の方はいきなり買ってその後、ほとんどスノボをやらないなんてことになったらもったいないですよね。そこでおすすめなのはまずはレンタルを利用することです。ウェアのレンタルは3,000円〜4,000円程度で可能なため、まずはお試しでレンタルウェアを利用しましょう。
ゲレンデでレンタルが可能な場所も多いですが、最近ではネットでのレンタルも可能ですのでそれを利用するのも一つの手ではないでしょうか?参考までにおすすめのレンタルサイトをご紹介します。
中古アイテムから探すのも一つの手
スノボウェアを安く買いたい人には、中古アイテムから購入することも一つの手ではないでしょうか?中古のウェアは新品に比べ、安価で購入することができます。また、掘り出し物をさがしてお得なウェアと出会えるかもしれません。
しかし、中古のスノボウェアには経年劣化による傷やほつれ、機能性の低下なども場合によってはあるので購入する際には注意が必要です。
・メルカリ
セールを狙って購入しよう!
スノボウェア安く買うにはセールのアイテムを狙うことがおすすめです。新品のアイテムを通常よりも安く買うことができるのでお得間違いなし!
スノボウェアは洗い方に注意が必要

出典 : evgenyatamanenko / iStock / Getty Images Plus / ゲッティーイメージズ
特にスノボウェアの場合、いかに通気性が優れたものを使ったとしても、汗によるシミや汚れ、あるいは雪や水にふれることによって汚れることは避けられません。洗濯をする際には襟や袖などの汚れが付きやすい部分に洗剤を使うなど、とりわけ注意が必要です。
加えて、大切なのがそのまま洗濯機の中にウェアを入れてしまわないということです。ウェアは繊細なものです、型崩れする可能性もありますし、場合によっては他の衣服、例えばジーパンのリベットに触れてしまったことによって破けてしまうなんてこともあります。また、ウェアについているジッパーやボタンが洗濯機でまわされたことによって、ウェア自体にぶつかり破けてしうこともあるのです。洗濯をする際には、まずウェア側のボタンやジッパーが洗濯中に動かないように閉じておき、他の衣服との接触をさけるために衣類用のネットに入れるか、分けて洗うといった工夫が必要になります。
スノボウェアは決して安い買い物ではありません。できるだけ長く使うためにも、正しい方法できれいにすることが大切なのです。
まとめ
この記事では2019年におすすめしたいスノボウェアをご紹介してきました。これからはウインタースポーツシーズン真っただ中。楽しい時間が待っています。ゲレンデで楽しむためにも、ウェア選びは勢いに任せないようにしてください。
冬のゲレンデは過酷な環境です。ちょっとした不具合によって思わぬけがや体調不良のきっかけになることもあります。ウェアを選ぶ際にはデザイン、機能性など、複合的な視点で選ぶことが大切です。
ただ、昨今では1万円以上の価格帯のものはそれほど性能に大きな差がなくなってきました。ご自身の目的や好みをしっかりと反映させて選ぶことも大事になってくるでしょう。今回の記事を参考にして、納得のいく一着を選んでみてくださいね。
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