スキーブーツをテクニカで選ぶならこれ。男女別商品からジュニアまで

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スキーブランドは数多く存在します。その中でも「テクニカ」は80年以上続く、イタリア発の老舗ブランドです。そんなテクニカのおすすめのスキーブーツと、スキーブーツの選び方をまとめて紹介します。

テクニカやスキーブーツに関する豆知識

まずはテクニカとスキーブーツの選び方について確認してみましょう。

テクニカの歴史について

テクニカの歴史は古く、その起源は1930年代に遡ります。イタリア北部のモンテベルーナの近郊の街で靴工場を興したことに始まります。創業から約40年が経ち、1970年代に入った頃、斬新なデザインを採用したアフタースキー用のスノーブーツを発表しました。

このブーツはアポロ11号が人類史上初の月面着陸に成功した際に、宇宙飛行士が履いていたブーツに似ていたことからMOON BOOT(ムーンブーツ)と呼ばれ、世界的に話題を呼び、大ヒットとなりました。

その後、世界初のプラスチック製スキーブーツ「TECNUS(テクナス)」を発表したり、さまざまな独自技術を生み出すことで発展しました。履き心地と最高のパフォーマンスを発揮できる靴を生み出す最大のスキーブーツメーカーとして、世界中で人気を得ています。

スキーブーツの種類

スキーブーツには、滑走目的によって種類があることを知っていますか。機能性が全く異なるのでチェックしておきましょう。

レーシングブーツ

スピード命のレーサーのために作られているレース用のブーツで、シェルが非常に硬いことが特徴です。足のパワーをスキー板にしっかりと伝えることで、一体感が出やすく作られています。デメリットとしては、シェルが硬いため足の動きが制限されやすく、うまくコントロールできないこと。そしてインナーがとても薄いので、足が冷えやすいことが挙げられます。

デモブーツ

幅広いニーズに対応することができ、一般的なスキーヤーが使用しているブーツです。快適性や操作性、脱ぎ履きのしやすさなど、利便性が追求されているので、一般的なスキーヤーにはおすすめです。さまざまなブランドから、多様なラインナップが展開されているので、デザインにもこだわって選ぶことができます。

フリースタイルブーツ

モーグル選手が履いているスキーブーツです。コブで負担にならない軽やかさや、エアで邪魔にならないように、ブーツの長さが少し短めのものが多いことが特徴でしょう。

スキーブーツの選び方

次にスキーブーツの選び方ですが、最も注意すべきはサイズ感です。スキーブーツは日常で履いている靴よりも硬く作られています。サイズ感が少しでも小さいと、足が痛くなってしまい、せっかくのスキーを楽しむことができません。いつもより気持ち大きめのサイズを履いてみて違和感がなければ、それを選んでみてください。

次にシェル、つまりブーツ外側の硬さも重要で、硬いブーツほど扱いが難しくなります。シェルの硬さは「フレックス」という数値で表され、初心者は100未満、中級者で100〜110、上級者が110〜といわれています。

しかしフレックスは相対値で、ブランドによって基準が異なるので、さまざまなブランドのものを比較する場合は、参考として考えておきましょう。

テクニカのおすすめスキーブーツメンズ

それでは、イタリアの老舗ブランドのテクニカのおすすめブーツを見ていきましょう。まずはメンズから紹介します。

COCHISE 120 DYN

アッパーシェルに軽量ながら、強度はこれまでの2.5倍という素材を採用し、本格的な上級者向けモデルですが持ち運びも楽に作られています。
一方でロアシェルは寒くなっても柔らかい素材を使用しており、厳しい環境下でも快適性をしっかりと保つことができます。ブーツの脱ぎ履きがしやすいバックル構造もうれしいです。デザインはブラックにイエローラインが使われており、これを履けばゲレンデを征するような、自信を与えてくれます。

COCHISE TEAM

こちらはCOCHISE 120 DYNのアッパーシェルの軽量化、脱ぎ履きのしやすいバックル構造はそのままに、フレックス90と小〜中級者でも扱いやすくなっています。価格も少し下げて設定されています。
デザインはオレンジがベースで、格好良さとみなぎるパワーを表現しています。差し色にもなるので、普段は暗い色のウェアが多いスキーヤーでもおしゃれに履くことができます。

MACH 1 100

ブーツを多角的に計算し、科学的に足型に合うライナーとシェルを設計したモデルがMACH 1。スキーブーツがしっかりと足にフィットすると、足のパワーが適切にスキー板、そして雪面へと伝道できるので、パフォーマンスに大きく影響します。無駄な力を使わずに滑走できます。

テクニカのおすすめスキーブーツレディース

続いて、レディースのおすすめスキーを2つ紹介します。

COCHISE 105W DYN

レディース向けにもCOCHISEシリーズが出ています。軽量化され、また足をしっかり温めてくれるインナーは、女性スキーヤーにとってはとてもうれしいポイントです。メンズとの違いは、女性向けには固すぎないフレックス105が採用されています。デザインは女性らしさというよりも、格好よさをアピールできるので、COCHISE 105W DYNで男性顔負けの滑りを見せつけましょう。

PX MAX W6

こちらはテクニカの初級者向けモデルで、ゆったりとしたフィット感なので足も疲れにくく作られています。
かなりゆったりな構造なので、慣れていない人でも脱ぎ履きが簡単です。デザインは白ベースで、清楚できれいに作られており、こちらはとても女性らしい気品があります。機能性、価格面ともに、1足目としての購入にもぴったりです。

テクニカのおすすめスキーブーツジュニア

最後にジュニア向けのおすすめスキーブーツも紹介しておきます。ぜひテクニカで子どもと一緒にスキーを上達させましょう。

TECNICA

こちらは本格的にスキーをしている、子どものレース出場やエキスパート向けにおすすめのモデルです。サイズ展開は16.5cm〜21cm。ブラックにかわいらしいオレンジが映えるおしゃれなデザインです。

まとめ

テクニカのおすすめブーツをメンズ、レディース、ジュニアの初級者〜上級者向けまでそれぞれ紹介しました。ぜひおすすめのブーツを見つけて、ゲレンデでますますスキルアップをはかってください。

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