スキーブーツはパフォーマンス向上にとても重要な影響を与えるので、スキーブーツ選びはらい説です。今日は老舗のスキーブランド『ヘッド』のおすすめアイテムはもちろん、スキーブーツの種類や選び方を紹介します。
ヘッドの歴史とスキーブーツに関する豆知識

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ヘッドの歴史について
スキーブランドとして人気のヘッドの歴史は古く、1950年メタルスキーの考案者であるハワード・ヘッドによって創られました。1969年には世界初のアルミ製のテニスラケットを開発し、その後も高品質なスポーツアイテムを多く世に生み出し、トップアスリートにも愛されるブランドです。
現在ではスキーだけでなく、スノーボード、テニス、ラケットボールなど、多岐にわたり展開しています。機能性はもちろんのこと、ファッション性も高く、アメリカやヨーロッパでをはじめ世界80カ国以上でスポーツプレーヤーに愛されています。
スキーブーツの種類と履き方
実はスキーブーツには滑るシチュエーションによっていろいろな種類があります。その種類と履き方をチェックしてみましょう。
<スキーブーツの種類>
スキーブーツには主に3つの種類があります。
- フリースタイルブーツ
ハーフパイプやモーグルなどの競技選手が履いているブーツです。ジャンプの着地をした際に、衝撃を吸収できるようにクッション性に優れています。なお競技だけでなく、コブ、キッカーなどに挑戦したい人にも適しています。 - レーシングブーツ
名前の通り、レース競技用に作られたブーツです。アイスバーンの雪山に適した作りとなっています。ハイスピードで滑走しても、遠心力に耐えられるように非常に頑丈で硬いです。 - デモブーツ
最も多くのスキーヤーが履いているブーツというとイメージが湧くでしょうか。レーシングブーツを改良して、どんなコースでも滑りやすくなっています。各メーカーからいろいろな種類が販売されています。
<スキーブーツの履き方>
初めての人は試着する際に戸惑うかもしれませんが、慣れてしまえば簡単です。
- まずパワーベルトとバックルをすべて外します。
- 紐を引っ張って、足を入れやすいように左右に開いて足を入れます。この時にズボンを外に出します。
- バックルを締めて窮屈すぎず、緩すぎないように調整します。
- パワーベルトを締めれば準備OKです。
スキーブーツの選び方
スキーブーツの種類が分かったところで、実際に購入する際にあとどのような点に気をつければよいのでしょうか。
まずはサイズ感です。日常で履いている靴よりも硬い作りになっているので、サイズ感が小さいと、とにかく痛いです。いつもより気持ち大きめのサイズを履いてみて違和感がなければ、それが適切かもしれません。もちろん大きすぎても、走りにくくなってしまいます。
次にシェル、つまりブーツ外側の硬さも重要です。硬いブーツほど扱いが難しくなり、シェルの硬さの値が初心者は100未満、中級者で100〜110、上級者が110〜といわれています。
最後にインナー=ブーツの内側の硬さです。こちらも上級者向けほど硬く、滑走の精度を高めることを追求しています。初心者の方は足が痛くなったり、疲れてしまう可能性があるので、負担のないものを選びましょう。
ヘッドのおすすめスキーブーツ メンズ

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2017年型。RAPTOR 70S RS
人気のRAPTORシリーズの最新モデルは一言でいうと上級者向けブーツで、滑りをさらに極めたい人に適したトップモデルです。シェルの厚みと力強いホールド感が滑走の精度を高めてくれます。
2019年型。ADVANT EDGE 75
こちらは初心者〜中級者向けのADVANT EDGE 75の最新モデルで、レベルアップのための練習をサポートしてくれます。脱ぎ履きのしやすさ、快適なフィット感、動きやすい軽さで一般ゲレンデモデルの最高傑作です。
2018年型。RAPTOR B3 RD
RAPTOR B3 RDはスピードを追求したい上級者向けモデルで、調節可能なタング、靴ひもオプション、ブースターストラップなど好きなようにカスタマイズできるのもうれしいです。
2016-17年型。NEXT EDGE 85
こちらもスキーをはじめる人でも正しい滑り方をサポートしてくれるモデルです。2016-17モデルとはいえ、品質は間違いないので、とてもリーズナブルな価格でお得です。
ヘッドのおすすめスキーブーツ レディース

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2019年型。NEXO LYT 80W
中級者向けモデルのNEXO LYT 80W最新モデルはとにかく軽量化されており、脚の筋力が男性に比べて弱い女性には嬉しい作りです。軽やかな滑りを体験してみてください。
2017年型。NEXT EDGE 75W
こちらは初心者〜中級者のスキーヤーが快適にスキーを楽しめるように作られたお手頃モデルです。裏地はフリース生地で暖かさ、ホールド感がふくらはぎにフィットします。
ヘッドのおすすめスキーブーツ ジュニア

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2019年型。Z3
子どもが思う存分ゲレンデを楽しめるようにと作られたZ3モデルは中心ポジションをキープしやすい作りで、上達に導いてくれるとともに安全に滑りやすいので親も安心です。
2018年型。RAPTOR 80 RS
こちらはレース向きジュニア用上級モデルです。硬度の高いシェルが使用されていることもあり、初心者〜中級者には扱いづらいので注意しましょう。
まとめ
気になるアイテムは見つかりましたか?ヘッドのスキーシューズは、初級者には正しい滑り方をサポートしてくれ、上級者にはさらにスピードを追求しています。ぜひ今年はヘッドのスキーブーツでゲレンデを気持ちよく滑走しましょう。
この他にもスキー用ブーツについてまとめた記事があります。気になる方はチェックしてみて下さい。
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