モヤヒルズのレンタル情報。各種ボード用品やウェアからロッカーまで

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スキーシーズンの到来と共に、モヤヒルズには多くのスキーヤー・スノーボーダーが訪れます。東北エリアでも人気のモヤヒルズは、どれくらい気軽に行けるところなのでしょうか。レンタルグッズ情報を中心に、基本情報や特徴を紹介します。

モヤヒルズの基本情報


[anatoliy_gleb]/[iStock / Getty Images Plus]/ゲッティイメージズ
モヤヒルズは雲谷峠の北側斜面を利用して作られたスキー場です。峠と名づけられていますが、実際には山です。運営は指定業者によって行われており、地元の人々からも親しまれているスポットです。

高速道路のICからも近く、ナイター営業も行っているとあって、遠方から泊まりがけでやってくる人も多くなっています。それでは、具体的なアクセス方法と利用料金を見てみましょう。

所在地とアクセス方法

モヤヒルズは青森市雲谷字梨野木63に所在。東北自動車道『青森中央IC』から国道103号線を通って約8.7kmと近く、東北エリアやその近辺から多くの人が来場します。

飛行機を使う場合は『青森空港』から、タクシーまたはレンタカーで約14.5kmです。新幹線の場合は東北新幹線新『新青森』駅から青森駅まで行き、そこから約13.5kmをタクシーで移動します。

リフトの種類と利用時間・料金

リフトは1日券・午前券・午後券・ナイト券とあり、通常営業時の1日券は大人3000円、子ども・高齢者・障がい者2500円。午前券・午後券・ナイト券はそれぞれ1000円割引されます。

平日と春スキーシーズンはさらに割引料金で利用ができ、比較的人も少ないため、おすすめです。利用時間は1日券で9:00~17:00で、ナイト券は16:30~21:00の間で利用できます。

2017-18シーズンまでのレンタル情報


[FS-Stock]/[iStock / Getty Images Plus]/ゲッティイメージズ
レンタルコーナーはヒルズクラブの1階にあります。いろいろなレンタル品を取り扱っていますが、数量に限りがあり、事前の予約ができないので注意しましょう。基本的には、手ぶらでやってきてもスキーやスノーボードを楽しめます。ファミリーの初めてのスキーや、友達同士での気軽なレジャーなどに適した環境です。

スキー関連アイテムの種類

カービングスキーの板・ブーツ・ストックや、スキーボードの板・ブールなど多岐に渡る用品がレンタル可能です。ウェアのレンタルもありますが、ゴーグルや手袋などの小物類は売店で別途購入する必要があります。

必要なものはすべて揃うので、何も持たずにまずは行ってしまうのも1つの手段です。その一方で、事前に用品店に行き格安の小物類を購入しておくと、少しお得に楽しむことができます。

スキー関連アイテムの料金

カービングスキーの板・ブーツ・ストックの揃ったセットで大人4時間2500円、8時間3500円です。子ども・高齢者・障がい者は4時間1500円、8時間2000円となっています。板のみ、ブールのみのレンタルもあります。

ウェアは全年齢共通で4時間3000円、8時間4000円。1回だけ行く分には、レンタルした方がお得といえますが、複数回訪れるのであればウェアを購入したほうがお得です。

スノーボード、貸しロッカー

スノーボードのレンタル料金は全年齢共通です。板・ブーツのセットで4時間4000円、8時間5000円。もちろんボードのみ、ブーツのみのレンタルも取り扱っています。

コインロッカーは大型16台、中型80台、貴重品用の小型が40台設置されています。中型のうち40台はサービス扉がついていて、小物類の出し入れが可能です。料金も100~400円と高くないので、必要があれば利用しましょう。

シーズンレンタルスキーについて


[anatoliy_gleb]/[iStock / Getty Images Plus]/ゲッティイメージズ
モヤヒルズでは、シーズン単位でのレンタルスキーに対応しています。シーズン中何度も訪れる人には大変経済的なシステムで、早期の申込が必要ですが安価での用具レンタルが可能です。「自分のスキーは持っていないけれど、シーズン中は何度も滑りたい」という人にはぴったりのシーズンレンタルスキー。具体的にはどのようなシステムになっているのでしょうか。

概要やセット内容およびレンタル料金

シーズンスキーレンタルは、板・ブーツ・ストックと収納バッグが一緒にレンタルできるセットです。ウェアや小物類はセット内容に含まれていないため、自分で用意しましょう。しかし、それを差し引いても、スキーに必要な道具がそろう十分なセット内容です。

料金は大人用が9000円、小学生用が7000円です。大人が通常1回のレンタルで3500円かかることを考えると、3回以上訪れる人にとっては大変リーズナブルな値段設定と言えます。

申し込み方法と注意点

申し込みは、まずモヤヒルズに電話をかけましょう。そして氏名・身長・体重・靴サイズ・年齢・住所・連絡先を伝えます。引き渡しの当日に申込書に記入するので、印鑑を用意しましょう。

小学生用は大人用に比べて安くなっていますが、利用者のサイズによっては大人用に変更されることもあります。引き渡し当日にサイズの確認をしますが、料金が上がる可能性があるので注意が必要です。

モヤヒルズの特徴や魅力


[Marcin+Wiklik]/[iStock / Getty Images Plus]/ゲッティイメージズ
最後に、モヤヒルズの特徴や魅力について紹介します。標高553mと比較的低い山でありながら、なぜ多くのファンが訪れるのでしょうか。モヤヒルズならではの特徴を踏まえながら、その魅力に迫ります。

例年12月下旬~3月末までの営業となっていますが、トップシーズンの土日祝日は混雑が予想されます。コースは広く危険性はそれほどありませんが、事前に計画を立て快適にレジャーを楽しみましょう。

レベルに合わせて滑走できるコースがそろう

コースは全6種類と決して多くはありませんが、最大滑走距離1800mのコースをはじめ初級・中級・上級とそれぞれのレベルに合わせて選べる自由度の高さが魅力です。無理のないコースを選ぶようにしましょう。

6つあるコースすべてに直行のリフトがあり、上級スキーヤー・スノーボーダーからファミリーまですべての人が楽しめるコース設計になっています。それぞれのコースに違った個性があり、満足度は抜群です。

スキーやスノーボードスクールも開催

モヤヒルズでは計3つのスキー・スノーボードスクールが開催されています。スノーボード専門のスクールが1つと、スキー・スノーボード両方に対応したスクール2つがあり、どれも好評です。

運営団体・開催日などがスクールによって違うため、利用を検討する場合は事前の問い合わせが必要です。スキーの経験がない、または浅い子どもであれば、最初の良いステップになるでしょう。

青森市街の夜景を一望できるナイターが人気

全6コースのうち初級者向けで1コース、中級者・上級者向けで1コース、ナイター営業に対応しています。青森市街のロマンチックな夜景を一望しながら滑れるスポットとして人気です。

ナイターのライトに照らされた雪の上を滑る感覚はまた格別なものがあります。近郊に住んでいる人、泊まりがけで来ている人などには特におすすめです。日中に比べると滑っている人は少ないとはいえ、ナイターは、どうしても視界が悪くなりがち。安全に気をつけて、モヤヒルズの提示するルールとマナーを守って楽しく利用しましょう。

施設内のケビンで宿泊できる

施設内の宿泊施設を利用すれば移動時間が必要なく、滑り終わってすぐに休めます。モヤヒルズにあるケビンには各種備品が完備。自炊をしたり備え付けのお風呂でゆったり温まtたり、思い思いの過ごし方ができます。冬だけでなく、ゲレンデのシーズンオフ中も宿泊可能。豊かな自然を楽しみながら自由な過ごしてください。

まとめ

モヤヒルズは、手ぶらで行ってもスキー・スノーボードを楽しむことができます。シーズン中、何度も行くようであれば、ウェアや小物は自前でそろえても良いでしょう。
青森駅や高速道路からもアクセスも良く、たくさんのスキーヤーやスノーボーダーが訪れます。そのため、時期や日によっては混雑することも。そのようなときは、お互い譲り合いの精神をもって気持ちよく滑れるように配慮しましょう。
同行する人やコースのレベルなど、スキー場選びにはさまざまな検討事項があります。そういう点で自由度の高いモヤヒルズは、今シーズンの検討範囲に入れてもいいかもしれません。
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