スキー板のおすすめ!最新のモデルから目的別のラインナップまで

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今年の冬からスキーデビューをする方、昔のスキー板を新調したい方、いざ購入しようとすると迷ってしまうのがスキー板です。そんなスキー板の代表的なモデルを紹介します。自分にぴったりのモデルを見つけましょう。

スキー板にはどんなラインナップがある?

まずはスキー板のラインナップを紹介します。スキー板には、どのような種類があるのでしょうか。スキー板の代表的なモデルを3種類紹介します。モデルによってスキー板の形状が異なっていたり、長さが違うものもあるので、しっかり把握した上で板を選びましょう。

デモ・基礎系モデル

「デモ・基礎系モデル」は、ゲレンデでスキー技術の向上を目指す人にぴったりのスキー板です。デモ系・基礎モデル系の他にも技術系という呼び名もあります。デモスキーは、スキル向上以外にもオールラウンドでも使うことができます。オールラウンドに使用したい場合は、板のサイドカーブが15m~19m、小回りの場合は13m~15m、大回りの場合は17m~27mがおすすめです。

オールラウンド・マウンテンモデル

『オールラウンドモデル・マウンテンモデル』のスキー板は、初級者から中級者におすすめのスキー板です。2つのモデルの詳細をまとめました。

オールラウンドモデル

圧雪されたゲレンデを楽しむためのスキー板です。板のセンター幅が約70~90mmで、ターンの切り替え時の操作性を重視したスキー板のため扱いやすく、一般的なスキーヤーに選ばれています。

マウンテンモデル

ゲレンデ外(圧雪されていない)、深雪の上を滑るためのスキー板です。板のセンター幅が90~130mmで、深い雪でも板が沈まず浮いてくるように設計されています。柔軟性のある板なので、扱いやすい板だといえます。

フリースタイルモデルとレーシングモデル

「フリースタイル・レーシングモデル」のスキー板は、一定以上の技術を持った人が専門的な滑りをすることを目的に作られているスキー板です。2つのモデルの詳細をまとめました。

フリースタイルモデル

エアーやトリックなど、フリースタイルの滑走を楽しむためのスキー板です。トップ(板の先端)とテールが両方とも反り上がっているツインチップになっているのが特徴です。

レーシングモデル

レーシングモデルはその名の通り、滑走のタイムを競う競技用のスキー板です。板のセンター幅が約65~70mmで、素早いターンの切り替えに対応するためセンター幅が狭く設計しています。エッジが雪面から外れないよう、ネジレ強度が高く作られているので、上級者向けのスキー板だといえます。

メーカー別おすすめは?

スキー板の代表的なモデルを紹介したところで、メーカー別のおすすめスキー板を紹介します。メーカーごとにこだわりも違い、板の特徴が異なってくるので、自分にぴったりのスキー板を探してみましょう。

最高の加速 サロモン S/MAX BLAST

サロモンの「S/MAX BLAST(Sマックスブラスト)」は、「使う人のスピードの限界を超える」ことを目的に作られたスキー板です。ターン間の精度と流れに合わせた形状で、硬い雪の中でも正確に滑ることができます。S/MAX BLASTはスピードだけでなく、抜群の安定感も誇っているため、基礎スキーのシーンでも活躍してくれるスキー板に仕上がっています。

国内最高峰 オガサカ CF

初心者から上級者まで、幅広い人に愛されているのが「オガサカ CF」です。オガサカCFは、軽い操作性と板の回しやすさが特徴的で、非常にコントロールがしやすいモデルといわれています。ゲレンデのコブなど、整地されていない場所でも軽くコントロールできるため、ゲレンデを楽しく安全に滑走することができます。

万能スキー HEAD SUPERSHAPE i.MAGNUM

圧倒的な操作性と同時にスピードも出すことができる万能モデルが『HEAD SUPERSHAPE i.MAGNUM』です。大回りのターンを素早くこなすこともできる上に、コブがあっても乗りこなすことができるため、ある程度のスキー技術を持った中級者から上級者が使用すると、万能で力を発揮してくれます。

フリースタイルスキーで雪を翔ける

ここまで、あらゆる斜面に順応できるタイプのスキー板を紹介してきましたが、ここでは、トリッキーな滑りを可能にするフリースタイルタイプのスキー板を紹介します。ユニークな板で自分独自の滑りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

Phil Casabonの愛称 ARMADA BDOG

フリースタイルスキーのプロ選手 Phil Casabon(フィル・カサボン)の愛称であるArmada B-Dogと命名されているスキー板です。板にソフトフレックスを用いており、非常に軽量な作りに仕上がっています。フィル・カサボンの機敏な動きに合わせて小回りが利くように設計されているため、フリースタイルスキーをする人にぴったりのスキー板といえます。

ユニークな形 Line Sakana

板のテール部分が特徴的な形をしており、その名の通り魚のようになっている板が「Line Sakana」です。板のウエスト幅が105mmに設計されており、快適な操作性を実現します。重量も非常に軽く、ターンもしやすい構造になっているため、見た目だけでなく特徴的な滑りをサポートしてくれる優秀な板に仕上がっています。

バックカントリースキーでパウダーを楽しむ

万能タイプ、フリースタイルタイプのスキー板の次は、バックカントリーを楽しむタイプのスキー板を紹介します。バックカントリーとは、スキー場のような圧雪されたゲレンデではなく、整備されていないエリアのことをいいます。手付かずの圧雪されていないパウダースノーを体感しながら、自然の中を豪快に滑ることができる板を紹介します。

究極の遊び心 ATOMIC BENT CHETLER 120

パウダースキーのさらなる可能性を追求するために開発されたのが『ATOMIC BENT CHETLER 120』です。板の幅が広めの120mmと高い剛性を兼ね備えており、スティープな斜面やディープパウダーをとことん楽しむことを目的に設計されています。
深いパウダースノーでも安定感のある滑りをサポートしてくれるため、まさにバックカントリースキーのために作られた一本に仕上がっています。

山頂から麓まで 4FRNT HOJI

プロスキーヤー、エリック・ホレイフソンのシグネーチャーモデル『4FRNT HOJI』は、リバースキャンバーとサイドカット形状を一致させたリフレクトテック技術により、パウダーでの浮力を向上させ、締まった斜面でもグリップ力を発揮してくれるスキー板に仕上がっています。リフレクトテック技術を採用していることにより、未開拓のバックマウンテンから整備済みのゲレンデまで幅広い状況に対応することができるスキー板です。

ショートスキーなら家族と一緒に滑ろう

家族と一緒に滑って楽しいのがショートスキーです。ショートスキーの魅力は何といっても「小回りの利きやすさ」。小さな子どもを連れている場合、小回りが利く方がサポートがしやすかったりします。そんな便利なショートスキーを紹介します。

スキーの楽しさを オガサカ YOIDON

スキーの楽しさを知ってもらうことを目標に作られたのが「オガサカ YOIDON」です。軽量かつしなやかで合理的なフレックスは、優れた操作性を生み出しています。

老舗の挑戦 ROSSIGNOL MINI PURSUIT 123

老舗ブランド「ROSSIGNOL」がショートスキーの限界に挑戦したのが「ROSSIGNOL MINI PURSUIT 123」です。抜群の操作性とトリッキーな技術に対応するスキー板を体感してみてはいかがでしょうか。

ジュニアからのスキーで思い出を作ろう

ジュニアからゲレンデで遊ぶことで冬の思い出は彩られます。そんな冬の思い出をより良いものにするためのジュニア用スキー板を紹介します。

ELAN SKY QUICKSHIFT

「ELAN SKY QUICKSHIFT」は、スキーを始めたばかりの若い女性のために作られたスキー板です。板の柔性が非常に優れているため、力をそんなに入れることなく雪の上を滑走できます。ある程度の身長があるジュニアにもおすすめのスキー板です。

Völkl RACETIGER JUNIOR vMOTION

「Völkl RACETIGER JUNIOR vMOTION」は、ジュニアの技術習得のために設計されているスキー板です。ジュニアがスキーを上達するために最適と考えられているチップロッカーを採用しているという特徴があります。

まとめ

種類がたくさんあって選びづらいスキー板も、モデルによって特徴が違うことを知れば選びやすいです。今年の冬は、自分のプレイスタイルにぴったりのスキー板で冬のレジャーを楽しんでみましょう。

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