スノボステッカーチューンをしよう。貼り方や剥がし方から自作法まで

スノボ板は買ったものをそのまま使うよりも、ステッカーを貼って自分だけのオリジナルデザインにカスタマイズする「ステッカーチューン」を行うことが少なくありません。このステッカーチューンについての基本情報やステッカーの使い方を詳しく紹介します。

スノボステッカーチューンとは何か

ゲレンデで、さまざまなステッカーを貼付しているスノボ板を見たことがある人は多いのではないでしょうか。このアレンジ方法は、ステッカーチューンと呼ばれています。

ステッカーチューンの基本と効果について、紹介します。

スノボ板をステッカーでアレンジすること

ステッカーチューンとは、ステッカーをスノボ板に貼ってアレンジをする方法です。シンプルなスノボ板も、ステッカーを貼ることでオリジナリティをアップさせることができます。

ステッカーチューンが広まった理由

そもそもステッカーチューンは、スノボメーカーやスノボショップが宣伝のために、ステッカーをライダーに配ったことが始まりです。多くの人が目にするライダーが使用するスノボ板に自社のステッカーを貼ってもらい、宣伝効果を狙ったのです。

ステッカーチューンの始まりからもわかるように、現在でもライダーにとってはステッカーは買うものではなく、スノボメーカーなどからもらうもの、という認識が強いといわれています。

しかし、一般的なステッカーチューンではステッカーを購入して、スノボ板に貼り付けることも多くなっています。

ゲレンデにおけるスノボ板の盗難対策にも

スノボメーカーなどの宣伝のために始まったステッカーチューンですが、現在では多くのスノーボーダーがスノボ板をカスタムするための方法として広まっています。

ステッカーチューンは、自分だけのオリジナルのスノボ板を作れるだけではなく、盗難対策としても有効です。

スノボ板は、盗難後に転売されることも多いものです。しかし、スノボ板に貼ったステッカーは剥がしにくく、転売できないことが多いため、盗難対象として狙われにくくなる効果もあります。

スノボステッカーの貼り方

他人のスノボ板に貼られたステッカーは、センス良く貼られたものも多く見かけるでしょう。ステッカーはただ単純に貼り付けるだけではなく、貼る前によく考えてから貼り付けると、センスの良い仕上がりになります。

板のどの位置にステッカーを貼るか決める

ステッカーチューンでは、ステッカーをいきなり貼るのではなく、最初にどこにどのステッカーを貼るかを決めます。複数のステッカーを貼りたいときは、重ね貼りでどのステッカーを上にするか、ビンディングの位置やバランスも考えましょう。

ステッカーをセンスよく貼るためのポイント

ステッカーは、闇雲に板に貼り付けるだけでは、ごちゃごちゃとした見た目になることもあります。センス良く板にステッカーを貼るためにはいくつかのポイントがあります。

1つ目のポイントは、何枚もステッカーを貼らない、ということです。最初のうちはステッカーを何枚も貼りたくなるところですが、まずはシンプルに1、2枚のステッカーに留めておきましょう。

シンプルなステッカーチューンでは、できれば板と同じメーカーのステッカーを使うことをおすすめします。統一感が出るので、特に初心者に試してもらいたい方法です。

そしてもう1つのポイントは、ステッカーチューンの基本である「斜め貼り」です。複数のステッカーを斜めに揃えて貼ることで、統一感が出てオシャレに見えます。

斜め貼りのポイントは、足を乗せる角度に合わせて斜めに揃えるという点です。こうすることで、足の横にステッカーを揃えられ、より統一感が出てセンス良い仕上がりになります。

空気が入らないよう端から丁寧に貼り付ける

キレイにステッカーを貼りたいけれど、なかなかうまく貼れない、ということもあるでしょう。よくあるケースは、板とステッカーの間に空気が入り込むことです。

板とステッカーとの間に空気が入ったままでは仕上がりがデコボコになり、見た目も悪くなってしまうため、空気が入らないように丁寧に貼る必要があります。

ステッカーに空気が入らないように貼るコツは、端の方からゆっくりと丁寧に貼ることです。裏の紙を一度に剥がさずに、半分ずつ残しておくと、貼りやすくなるでしょう。

スノボステッカーが剥がれる原因と対処法

スノボ板に貼ったステッカーが、すぐに剥がれてしまうことはありがちです。なぜ、ステッカーがすぐ剥がれてしまうのでしょうか。その原因を知っておくと、剥がれにくいステッカー貼りができるようになります。

貼り付ける際の油分やホコリに注意

ステッカーは、裏面の糊で板に貼り付けるものです。この糊は、油分に弱いため、貼り付けたい面に汚れや油分が残っていると、粘着力が減り剥がれやすくなります。特に、指紋には油分が残っているため、指紋も剥がれやすさの原因です。

また、ホコリが付着しているときも同様に、糊の付着力が弱くなるため、ステッカーが剥がれやすくなります。

つまり、ステッカーを貼る面をキレイにしておくことが、ステッカーを上手に貼るポイントです。貼る前に、あらかじめ板の表面の汚れや油、ホコリを取り除いておくことが重要です。

貼り付ける部屋の温度を確認

ステッカーを貼り付けたいスノボ板をキレイにしていても、粘着力が低くなることがあります。この場合の原因は、温度です。

ステッカーの裏面に使われている糊は、気温8~10度で硬くなる特性があります。そのため、気温が低い室内で貼ったステッカーは剥がれやすくなります。

このことから、ステッカーを貼る時はできるだけ暖かい室内で貼ることが、剥がれにくくするポイントです。気温が低い場所でステッカーを貼る場合は、ドライヤーでステッカーを貼りたい部分とステッカーを暖めてから貼ると、うまく貼れるでしょう。

また、貼るときにドライヤーでステッカーを暖めながら板に圧着させると、より剥がれにくくなります。

スノボステッカーの剥がし方

ステッカーを一度貼ったものの、貼った場所が気に入らない、すでに貼ったステッカーが剥がれたので貼り直したい、というときは、ステッカーを剥がす必要が出てきます。

しっかりと貼り付けたステッカーは、普通に引き剥がすとキレイに剥がれないこともあります。キレイに剥がすために、以下のポイントを押さえておきましょう。

ドライヤーの熱をステッカーにあてる

ステッカーをキレイに剥がすための方法のひとつは、貼り付けたときと同様にドライヤーを使用することです。剥がしたいステッカーに、まずドライヤーの熱風を当てます。十分にステッカーを温めると、剥がれやすくなります。

リムーバーやシール剥がしを使う

強力に貼り付いていて剥がしにくいステッカーには、専用のリムーバーやシール剥がしを使うことをおすすめします。

リムーバーやシール剥がしは、スプレータイプの製品がホームセンターなどで市販されています。剥がしたいステッカーにスプレーをして薬剤をステッカーに染み込ませると、キレイに剥がすことができます。

もし剥がした後に板の上に糊が付着している場合は、シール剥がしを付けたティッシュペーパーなどで丁寧に拭き取るといいでしょう。

おすすめのスノボステッカー

スノボ板に貼り付けるためのステッカーは、スノボメーカーのものだけでなく、市販のステッカーを用いることもできます。

そこで、ネットショップなどで気軽に購入できるおすすめのステッカーを紹介します。

防水素材。Chileeanyステッカー35枚セット

レトロなビンテージ風のデザインが多数揃うこちらのステッカーは、防水加工が施されたPVC素材でできているので、スノボ板に最適です。

35枚が1セットとなっているステッカーはバラエティに富んだデザインが揃っており、個性的なスノボ板に仕上げることもできます。

シンプルなロゴがオシャレ。adidasアディダスステッカー

世界的なスポーツ用品メーカー「adidas」のステッカーは、おなじみのロゴが配された白黒のデザインが特徴です。

シンプルにスノボ板にロゴを貼りたいときに、おすすめのステッカーです。

スノボステッカーを自宅で作成する方法

スノボ板に貼るステッカーは、スノボメーカーで配布しているものやステッカーチューン用に使用できる市販のステッカーのほか、自分で好みのデザインのステッカーを作って貼ることもできます。

市販のステッカーではなく、オリジナルデザインでステッカーチューンをしたい人には、自宅で作成したステッカーを使うのもおすすめです。

そこで、自宅でステッカーを作る方法を紹介します。

手作りステッカーを使って作成する方法

パソコンがあれば、手作りステッカーも簡単に作成できます。最初に、雪上で滑るためのスノボ板に貼るステッカーなので、防水シート付きのステッカーシートを用意します。

デザインは、パソコンのお絵描きソフトや文書作成ソフトなどを使って行えます。ラベル作成ソフトをインストールしておけば、より簡単にステッカー作成ができます。

パソコンで作成したら、そのデザインを先述のステッカーシートに印刷します。デザインのサイズを変更すれば、好みのサイズのステッカーを作れます。

カッティング、リタックシートを使った作成方法

パソコンを使わずにオリジナルステッカーを作りたい、という人にピッタリなのが、カッティングシートとリタックシートを使う方法です。カッティングシートのカラーは豊富なので、好みの色でシンプルなステッカーを作成できます。

カッティングシートとリタックシートを使う方法では、最初にデザインを用意します。元画像をカッティングシートの上に合わせ、デザインの線に合わせてカッターで切っていきます。

カッターで切り落とした後、リタックシートを貼り付け、カッティングシートを剥がせば、ステッカーができあがります。

まとめ

スノボ板に個性を出せるステッカーチューンは、自分の板と分かりやすくできるだけではなく、盗難を防止できるメリットがあります。

ステッカーは市販のものを使うだけではなく、自分だけのオリジナルデザインで作成したものを使い、自分だけのカスタマイズをしてみましょう。