スキーウェアをクリーニングに出す際の注意点。人気宅配サイトも紹介

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スキーをするときに欠かせないアイテムの1つであるスキーウェアは、雪やスキー板の油、自分自身の汗などで汚れることが多いものです。今回は、スキーウェアをクリーニングに出す際の注意点や、宅配クリーニングについて紹介します。

スキーウェアをクリーニングに出すメリットを紹介

スキーウェアは、シーズン終了時にはかなり汚れてしまいます。スキーウェアは特殊な生地や加工が施されているものも多く、自宅での洗濯は難しいものです。そこで、スキーウェアのクリーニングがおすすめ。ここでは、スキーウェアをクリーニングに出すメリットを紹介します。

クリーニングが必要なウェアもある

スキーウェアは、雪がウェアの中に入り込まないように、防水加工や撥水加工が施されているものがほとんど。この防水・撥水加工が施されたウェアは、家庭での洗濯が禁止されているものがほとんど。防水・撥水加工が施されたウェアを自宅で洗濯してしまうと、これらの加工が取れてしまう恐れがあります。

しかし、クリーニングに出すと、素材や加工を傷めることなくきれいな状態で戻ってきます。さらに、クリーニング店によっては、撥水加工のオプションが付けられることも。クリーニングに出すことでスキーウェアを良い状態のまま長く保てるのが最大のメリットです。

いつ出す?クリーニングに出すタイミング

スキーウェアをクリーニングに出す最適なタイミングは、シーズン終了後。次シーズンに向けて収納してしまう前にキレイにしておくのがおすすめです。

シーズン中、スキーウェアを何度か洗濯したい、ということもあるでしょうが、クリーニングに出す頻度はシーズン終了後の1回で十分です。シーズン終了後のクリーニングの場合、店舗によってはキャンペーンを行っており、通常よりもお得な価格でクリーニングができることもあります。

気になるスキーウェアのクリーニング費用ですが、クリーニング店によって差があります。一般的なクリーニング費用の相場は、以下の通りです。参考までにチェックしてみてください。

  • ウェア上下
    1,500~3,000円
  • ジャケットまたはズボン単品
    1,000~2,000円

クリーニングに出す際のチェックポイント

スキーウェアは、普段着用している洋服とは違うものです。クリーニングに出す際は、以下のポイントをあらかじめチェックしておくことをおすすめします。

撥水、防水加工は専門の業者へ依頼する

雪山で着用するスキーウェアは、多くのものが撥水または防水加工が施された生地を使用。ところが、使用しているうちに加工が取れてしまい、撥水・防水効果が薄れてしまうことがあります。

クリーニング店によっては、洗濯と同時にオプションとして撥水加工を行ってくれるところがあります。ウェアをキレイにしながら撥水加工もできる一石二鳥のオプションです。

しかし、クリーニング店における撥水加工は、あくまでもオプションです。店舗によって加工方法もさまざまで、もともとの撥水効果が取り戻せるとは限りません。そのため、ウェアの撥水加工をしてもらうのであれば、専門業者に依頼するのが安心。中には、アウトドアのクリーニング専門業者もあるので、高価なウェアのクリーニングの際に利用してみてもいいでしょう。

ほつれている箇所や汚れの有無を伝える

クリーニングに出す前に、ウェアにほつれや汚れがないか、チェックしましょう。ほつれがあると、クリーニングを行うことによってほつれからウェアが痛む可能性があるからです。汚れている箇所を発見した場合は、クリーニングに出す際にどこが汚れているかを伝えておくと、汚れをしっかり落としてもらいやすくなります。

ポケットの中を忘れずに確認する

普段着ている洋服をクリーニングに出すときと同様に、ポケットの中の確認も必要です。スキーウェアはポケットが多く付いているものが多いため、ポケットの中に小銭やリフト券などを入れっぱなしにしている場合も少なくありません。必ずすべてのポケット裏返して、何も入っていないかをチェックしましょう。

おすすめのクリーニング業者をチェック

ここでは、おすすめのクリーニング業者を紹介します。

ホワイト急便

ホワイト急便は、全国6,000店舗を展開するクリーニング業者です。ワイシャツやスーツなどはもちろん、スキーウェアのクリーニングにも対応しており、撥水加工も可能です。最長9ヶ月間の保管クリーニングサービスも便利。24時間申込可能・送料無料で集荷、配送してくれます。

白洋社

白洋舎は創業100年以上、全国に500店舗以上展開する老舗のクリーニングチェーン店。スキーウェアのクリーニングにも対応しています。撥水加工やシミ抜きなどのオプションも追加可能。次のシーズンまで衣類を保管してくれる保管サービスも便利です。

うさちゃんクリーニング

うさちゃんクリーニングは、東日本を中心に500店舗以上を展開するクリーニングチェーン店。スキーウェアのクリーニングに対応しており、繊維1本1本を特殊な樹脂の皮膜で包み、汚れや油、水をはじく撥水加工サービスがあります。また、リーズナブルな価格帯も人気のポイントです。

スキーウェアの宅配クリーニングを利用しよう

直接クリーニング店へ行く以外にも、自宅でスキーウェアのクリーニングを依頼できる宅配クリーニングサービスも人気です。ここでは宅配クリーニングの特徴を紹介します。

自宅にいながら安価で利用できる

宅配クリーニングの大きな特徴は、自宅で利用できるという点です。かさばるスキーウェアを店舗へ持っていく手間が省けます。クリーニングが仕上がったウェアも、自宅に届けてもらえるので、わざわざ店舗へ取りに行く必要もありません。しかも、宅配クリーニングは安くクリーニングをしてもらえるというメリットもあります。

近隣にクリーニング店がない、スキーウェアをクリーニング店へ持っていくのが面倒という場合は、宅配クリーニングの利用が便利です。

スキーウェアの長期保管サービスも人気

シーズンオフに着ることはないスキーウェアは、自宅で保管する必要があります。スキーウェアの保管場所がなく困っている、という人もいるのではないでしょうか。そんな人に便利なのが、長期保管サービスです。宅配クリーニングでは、クリーニングをした上で長期間そのまま預かるという、保管サービスを行っているところがあります。

クリーニングに出したウェアを、次シーズンまで保管してもらえるので、自宅のクローゼットでウェアの保管場所を取る必要もなくなります。スキーウェアの保管場所に困っている場合は、宅配クリーニングの長期保管サービスを検討してみてはいかがでしょうか。

おすすめの宅配クリーニングサイト

ここでは、おすすめの宅配クリーニングサイトを紹介します。

ホワイト

「ホワイト」は、スキーウェアをはじめとしてホットカーペットやドレス、着物などの特殊クリーニングを行う専門店です。スキーウェアのクリーニングでは、それぞれのウェアの生地に最適な溶剤を使用して、皮脂や化粧品による汚れ、リフト乗車時に付くことが多いオイルやサビ汚れをしっかり落とします。

さらに、汚れを落とすだけではなく、気になる臭いも完全に消し、基本的に無臭の状態に仕上げてもらえます。無料の撥水加工に加えて一着ずつ丁寧な手仕上げを行い、満足感の高い仕上がりが魅力です。
スキーウェアとスノーボードウェアの洗濯 – クリーニング工房 ホワイト

Lenet

宅配クリーニングの中でも高い知名度を誇る「Lenet」では、1着からのクリーニングを受け付けています。再仕上げを無料で行ってもらえるので、初めて宅配クリーニングを利用する場合も安心です。

スキーウェアの撥水加工は、+600円で受け付けています。また、ウェアに最適の洗い方と手作業で仕上げる『デラックス仕上げ』も選択できます。
宅配クリーニングは自宅で出せるリネット【初回おためし全品50%OFF】

リナビス

「リナビス」では、クリーニングに出す衣類数5点、10点、20点の3種類コースを用意しています。試しに少しクリーニングに出したいときは、5点コースがおすすめです。

撥水加工や汗抜き加工などのオプションが用意されており、6カ月間であれば無料で保管してもらえます。2度目以降の利用でリピート割が受けられるので、お得に宅配クリーニングを利用可能です。
クリーニングの宅配はリナビス 【おせっかいなオバちゃんが目印です】

スキー・スノーボードウェアメンテナンス専門店 クリコム

スキー・スノーボードウェアメンテナンス専門店のクリコムは、専門店ならではのサービスが充実。油汚れや泥汚れ、化粧汚れを生地を傷めず落とし、ハリ感や質感はそのままに強力な撥水加工を施します。職人による手仕上げで安心です。
スキー・スノーボードウェアメンテナンス専門店 クリコム

ちょっとした汚れはセルフで落とせる!

スキーウェアが汚れる度にクリーニングに出していては料金もかさむ上に、次にゲレンデへ行くときまでにウェアが戻ってくるのかも不安です。ちょっとした汚れなら自宅で落としてしまいましょう。ここでは汚れの種別ごとに、落とす方法を紹介します。

リフトの油汚れ

使用するのはカーケアや自転車ケアで使用するオイル溶剤です。まずはオイル汚れにオイル溶剤を吹き掛け、使い古した歯ブラシでトントンと叩きます。浮いてきた汚れは汚れても良い布でサッと拭き取り。これを汚れが気にならないくなるまで繰り返します。その後、食器用洗剤の原液をかけ、少量のお湯を使って馴染ませましょう。もみ込んで溶剤が浮いてくれば、水で流します。

泥汚れ

座った場所や滑った場所によっては、泥汚れや泥はねが付着することがあります。汚れてしまうとすぐに拭き取りたくなりますが、泥汚れの場合はぐっと我慢。完全に乾燥してから、衣類用ブラシ軽く擦るようにして汚れを落としてください。繊維の中に入り込んでしまった泥や砂は指でトントンと弾くようにします。それでも落ちない汚れがあれば、水や中性洗剤を混ぜたぬるま湯の中でつけ、揺するようにして汚れを落としましょう。

クリーニングはスキーウェアのメンテナンスに最適

スキーウェアの特徴である撥水・防水加工を損なわずにきれいに洗濯するには、専門業者でのクリーニングが最適。ネット上で申し込みができ、自宅にいながらにしてクリーニングを申し込める宅配クリーニングはとても便利です。ぜひ利用してみてください。

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